【Cursor】21st.dev の代わりを探す前に知りたい React カタログの比べ方
公開日: 2026年9月12日 · 読了目安 6 分
21st.dev の代わりになる React コンポーネントカタログを探している人へ。乗り換えではなく併用で考える理由、比べるべき3つの軸、Cursor に渡すときの違い、DesignLayer を足す場合の使い方を公平に整理しました。
21st.dev で探したのに入れてから作り直してしまう
21st.dev でコンポーネントを探し、Cursor に入れてみたら、思っていた動きやページの雰囲気と合わなかった。
別の候補を試すうちに、気づけば半日たっていた。「21st.dev の代わり」で検索する人の多くは、こうした経験をしているはずです。
ただ、問題はレジストリそのものより、探しているものと置き場所の相性にあることが多いです。
この記事では、乗り換えるかを決める前に確認したい比較の軸を整理します。あわせて、Cursor での使い分けも紹介します。
21st.dev などのレジストリで時間が戻りやすい理由
こうしたコミュニティのレジストリ(多くの作者が部品を登録して共有する場所)は、検索すると多くの候補が一覧で並びます。CLI(コマンドで操作する道具)やエージェントで、手早くプロジェクトに入れることもできます。
小さな部品やバリエーションを広く見比べたいときには、とても速い道具です。
一方で、LP のヒーローのように「ページ全体の印象を決める塊」を探すときは、事情が変わります。時間が戻る典型は次のとおりです。
部品としては良いが、余白やタイポグラフィまで含めると自分のページに馴染まない
作者ごとに書き方や依存が違い、組み込むたびに調整が発生する
静止画や短いデモでは、イージングやスクロールとの連動が判断しきれない
部品のファイル(TSX)だけをエージェントに渡し、配置先と依存を推測させて差分が膨らむ
どれも、レジストリが悪いわけではありません。
「広く探す」道具で「1つに決める」作業をしようとすると、確認の回数が増えるということです。
21st.dev の代わりを探すより役割を分ける
いま使っているレジストリを捨てて、別のサービスに移る必要はたいていありません。おすすめは、目的によって置き場所を分けることです。
小さな基本部品(ボタンや入力など)を広く見る:既存のレジストリ
ヒーローや料金表など、動きと余白まで完成した塊を決める:ライブで動きを確かめられるカタログ
フォームやダイアログなど土台の UI:shadcn/ui
こう分けると、「探す」と「決める」が別の場所になります。その結果、組み込んでから戻る回数が減ります。
代わりを1つ探すより、足りない役割を1つ足すと考えるほうが現実的です。
21st.dev と比べる Cursor 向け React カタログの3つの軸
足す先を選ぶときは、次の3つで比べると判断がぶれません。どのサービスを選ぶ場合でも、同じ基準が使えます。
1. ライブプレビューで実物の React として動くか
モーション UI は、静止画では評価できません。ホバーやスクロール入場、ループする背景が、ブラウザ上で実際のコンポーネントとして動くかを確認します。
組み込む前に、チームで「この動きでいこう」と合意できるか。それが手戻りの量を決めます。
2. 出力が React(TypeScript)+ Tailwind か
Next.js のプロジェクトに載せるなら、TSX と Tailwind で書かれていることが大事です。持ってくる手間が大きく下がります。
スタイルを JavaScript の中に書く専用の方式(CSS-in-JS)や、独自の実行環境に頼るコードは、合わせ込みに時間がかかります。
3. Cursor 向けに組み込みの情報がまとまっているか
Cursor や Claude に渡す場合は、コード単体より次の情報が構造化されているほうが、誤った組み込みを防げます。
どこに置くか
何の npm 依存が要るか
どこを差し替えるか
毎回自分で指示を書き足しているなら、この軸で差が出ます。
21st.dev に DesignLayer を足す場合の使い方

DesignLayer は、この3つの軸に合わせて作ったカタログです。並んでいるのは、人が組んだ React + Tailwind のモーション付きセクションです。
ブラウザでライブプレビューしてから、コピーできます。閲覧にはアカウントもカードも要りません。
Cursor への渡し方は2通りあります。
Copy for Cursor:統合の指示・ライブプレビューの URL・本体の TSX・npm 依存をまとめてコピーし Cursor や Claude のチャットに貼る。無料サンプル10個は無料アカウントで回数制限なし
DesignLayer MCP:エディタの中で検索し(search_catalog)、そのまま取り込む(get_component)。ブラウザを開かずに済む。接続は30日ビルドパス、Lifetime、Plus。Free では接続できない
なお、DesignLayer のデザインの一部は 21st.dev にも掲載しています(作者ページ https://21st.dev/@DesignLayer )。
向こうで1本触ってみて、続きをカタログで選ぶという使い方もできます。両方を行き来する前提で設計しているので、どちらか一方に決める必要はありません。
21st.dev だけで十分な人・カタログを足すべき人
比較は公平にしておきます。次のような場合は、既存のレジストリだけで十分です。
必要なのが小さな部品やアイコン的な UI で、セクション単位の完成品は要らない
多くの作者のバリエーションを眺めて、アイデアを広げたい
動きの細部より、とにかく候補の数を見たい
反対に、次の場合はライブカタログを足す価値があります。
LP のヒーローや CTA など、ページの印象を決める塊を早く決めたい
入れてから「動きが違った」と戻る回数を減らしたい
エージェントに渡す指示を毎回書き直すのが手間になっている
shadcn/ui の隣に置くような動きのあるセクションは、基本部品を組み合わせて作ると半日かかることもあります。
そこだけを完成品で埋めるのが、もっとも時間の差が出る使い方です。
21st.dev の代わり探しでよくある質問
ありません。小さな部品探しはレジストリ、ページの印象を決めるセクションはライブカタログと分けて、併用するのがおすすめです。
まとめ:21st.dev の代わりより併用を選ぶ理由
レジストリで時間が戻るのは、「広く探す」道具で「1つに決める」作業をしているから
乗り換えより、目的ごとに置き場所を分けるほうが現実的
比べる軸は「ライブで動くか」「TSX + Tailwind か」「エージェント向けの情報があるか」の3つ
DesignLayer は Copy for Cursor(無料サンプル10個は無料アカウントで回数制限なし)と MCP(30日ビルドパス、Lifetime、Plus)で Cursor に渡せる
まずは、いま作っている LP のヒーローを1つだけ、ライブプレビューで選んでみてください。https://design-layer.com/ja/components
Cursor に貼るまでの流れは https://design-layer.com/ja/articles/cursor-react-motion-components-guide で解説しています。
カタログ選びの観点をさらに詳しく知りたい場合は、https://design-layer.com/ja/articles/react-motion-ui-catalog-guide を参考にしてください。


